『薩摩半島と大隅半島を結ぶフェリー南九』
| 鹿児島県の薩摩半島から大隅半島へ渡るにはフェリーを利用するのが有効ですが、旅行計画時は薩摩半島の指宿の山川港から大隅半島根占港へ渡るフェリー南九はドック入りで運航停止と聞いていてので大隅半島へ渡るのを諦めていました。 しかし、前日の夕食時にネットで調べたら翌日からフェリー運航再開とされていたので急遽予定を変更してフェリーで大隅半島へ渡ることしました。 フェリー前方の大隅半島の前を雲の裂け目から照らされる高速船“トッピー”が疾走の如く突っ走っています。2020年に乗船して種子島に渡ったことを思い出します。 フェリーから望む薩摩半島の開聞岳です。開聞岳は、四方八方から絶景の風景が撮影できます。 |
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| 運航再開最初のフェリーで乗客は満席かと思っていましたが乗船車両は2台のみでした。15台中2台で乗船率15%でした。 薩摩半島と大隅半島を結ぶフェリーなのでもっと利用客がいると思っていました。愛知県で云う”知多半島”と”渥美半島”を結ぶフェリーと同じで内陸を自動車で回るより楽で50分で渡れるのにもっと利用されても良いのかなと思います。 |
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『大隅半島』
| フェリーから降り雄川の滝へ向かいたく、南大隅町の企画観光課で道順を聞きました。 雄川の滝は、鹿児島湾に流れ込む雄川の上流に位置し、下からの展望と上からの展望の二ヶ所があり、下からの展望所へ行きました。 狭い道を進んだ先に、整備された広い駐車場に着きました。CAFÉもあり観光地として力を入れられていることが分かります。 遊歩道を歩くと歩道も整備され時々橋が掛けられ楽に歩くことができます。 渓谷に目を向けると、ごつごつと大きな岩が転がっており、清流の深い所ではエメラルドグリーンに彩られ疲れを癒してくれます。歩くこと20分くらいで到着します。 |
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| “雄川の滝”の壷に到着しました。滝の展望台も整備され足元を心配することもなく動き回れるのですが、朝の10時ころで丁度逆光になり写真撮影に不向きな時間帯でした。 太陽の光を防ぎながら撮影しました。滝を見ると岩の間から水が落ちているようでどの様にして水が落ちているのか良く分かりませんが、壷には青く澄み切った水面のエメラルドグリーンが美しく見えました。 |
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| “雄川の滝”の「上流展望所」に行ってきました。ここも展望台が整備されていて安全に滝を見下ろすことができます。上流は大きな岩群から流れおり滝壺に落ちていきます。 |
| 歴史を歩む(雄川の滝) “雄川の滝”は落差46m、幅60mの滝として近年多くの観光客が訪れているが『小川瀑布』として島津家の手掛けた三国名勝図絵にも下記のような内容で紹介されています。 花瀬川と麓川が合流してから高さ25,6間(47~8m)、幅50間(90m)。滝壺の深さは33尋ね(50m)あるという。滝の下流の両崖は30間(48m)の高さまで屏風のように屹立している。宝暦元年、円徳公(島津家当主24代島津重年)はここにも遊覧している。 雄川の滝には、対象9年(1920年)に水力発電所が建設され、滝の上流は取水口になっており水量は減少したものの、荒々しい岩があらわになった渓谷で、雄大な自然を満喫できる場所となっています。昭和31年(1956年)には九州電力(株)が建設した中で水力発電所としては、県内最大級となっており錦江町と南大隅町の一般家庭の電力を賄えるほどの発電量となっています。滝壺はさほど深くないものの透明感があり、エメラルドブルーに輝く水面も見どころポイントの一つとなっている。 ©看板より |
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『日本の固体ロケット打上げ場』
| 『内之浦宇宙空間観測所』。大隅半島の志布志湾南の内之浦に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の『内之浦宇宙空間観測所』があります。前身は文部省宇宙科学研究所(ISAS)付属の東京大学鹿児島宇宙空間観測所で固体ロケットの打ち上げ場です。 固体ロケット打ち上げ場なので、特に仕事上の接点はなかったのですがロケットつながりで見学に来ました。 打上げ場内の施設は山の傾斜にあり、施設間を歩いて巡るのは大変なので自動車で施設巡りを行います。 また、施設内部の見学はできないため各施設での展望しかできませんでした。 |
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| 『糸川英夫』 ペンシルロケットに始まる日本の宇宙開発の父である糸川英雄博士を称えた銅像が建立されています。右横には日本初の人工衛星「おおすみ」の模型が展示されています。 |
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| 山へ登って行った処の『衛星ヶ丘展望台』から見下ろした打ち上げ場全景です。 山の斜面を利用した打ち上げ場で、傾斜には小型ロケット打ち上げ場(KSセンター)とイプシロンロケット打上げ場があります。山の上には、直系34mの巨大パラボラアンテナが設置され、衛星から送られているデータを受信しています。 液体ロケットであれば燃料/酸化剤貯蔵施設、多目的避雷塔など多くに施設が必要ですが、固体ロケットから |
| イプシロンロケットの一回の打ち上げ費用が30億円と云われているが、打ち上げ能力は 地球周回低軌道(LEO):1200Kg、太陽同期軌道(SSO):450Kg H2Aロケットは、LEO:10,000Kg,SSO:3,300Kgと能力差は歴然です。 この大隅半島の内之浦から太平洋に向けてロケットが発射されます。 観測ロケット打上げ場(KSセンター)ですが、特に写真撮影するところもなく、置かれていたロケットの模型と上にパラボラアンテナが見えます。 |
| 大隅半島の人里離れたロケット打上げ所に見学に来られる人は、趣味や好奇心でわざわざ足を運ばれていると思います。施設間を散策するだけでなく、展示場を作って、固体ロケットの原理やロケット技術の紹介などの説明や展示があってもよいと思うのですが。 イプシロンロケット打ち上げ場へは、一旦観測所入場口に戻り改めて“M(ミュー:μ)センター”への道を入っていきます。 イプシロンロケットの打ち上げ場です。 イプシロンロケットはH-ⅡAロケットの補助ロケットSRBを使用しノートパソコン一台で発射整備が可能だそうです。 固体ロケットは、ギリシャ文字からロケット名称を付けています。 970年に「ラムダ(λ)-4S」ロケットによって、 日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功した。 |
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| その後、より大型の「ミュー(μ)」シリーズによって、1970年代から2000年代にかけて、日本の宇宙科学は飛躍的な発展を遂げ、 X線天文学、宇宙プラズマ物理学、太陽物理学などにおいて数多くの成果を挙げた。 とくに、ミューロケットシリーズの最後のロケットとなった「M-V」ロケットは、輸送能力・制御能力などすべての点で、固体ロケットにおける世界最高の水準にあり、 世界のロケット技術において高く評価された。 小惑星探査機『はやぶさ』は、2003年5月9日にM-V5号機で打上げられ、7年間におよぶ60億キロの旅をして、小惑星「イトカワ」の表面の物質を地球に持ち帰っています。 |
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| そして現在(2023年)は“イプシロン(ε)ロケット”が運用されています。 2022年10月12日イプシロンロケット6号機は、2段姿勢制御用ガスジェットのトラブルで失敗し指令破壊された。後継機のイプシロンロケットSの打ち上げが待ち望まれる。 |