『八甲田山 天は我を見放した』
| 奥羽山脈は日本の背骨とされ、青森県から栃木県にかけて日本最長の山脈。その奥羽山脈の北端に八甲田山連峰があります。 昭和55年の春だったと思うが連休に仕事仲間と青森駅発”みずうみ号”のバスに乗車して、八甲田山連峰の八甲田ロープウェイ、萱野高原、酸ヶ湯温泉、奥入瀬渓流を廻って子ノ口で宿泊したことがありました。 青森空港から八甲田ロープウェイ山麓駅に到着。見上げれば山頂はガスがかかっていましたがロープウェイは運行されていたので、いざ山頂へ!”。 ロープウェイがグングン上って行き、山頂のガスだまりの中へ入って行きます。 前回に訪れた時は強風の為にロープウェイは運休だったのでリベンジ成功。 |
| 山頂公園駅に到着すると、『公園』と称される通り周辺にはウッドデッキが貼り廻られ展望台を巡る遊歩道があります。 |
| 八甲田連峰のほぼ中央にある展望台に立ち周囲を見渡すと八甲田山の山々が望めます。 山頂展望台から望む八甲田山連峰は雄大で山肌から水蒸気が発生し雲となり気流に乗り移動していて山々が動いている感じがします。今晴れていたと思えば直ぐに雲に覆われるなど山の天気は怖いです。 冬は雪に覆われ銀世界で吹雪になれば怖いです。 |
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| 八甲田山として思い浮かべるのは、『天は我々を見放した』のセリフで、通常の会話にも引用して使っていました。 高倉健、北大路欣也主演の映画『八甲田山』1902年に青森の連隊が雪中の軍事演習中に遭難し200名が死亡した事件の劇中のセリフです。 八甲田山頂のロープウェイの駅には、映画の、真冬の極寒の中での撮影状況を写した記録写真が展示されています。 |
『日本一の豪雪地にある秘境の湯』
| 大館市に居た頃、”秘境のスカユへ行こう!。スカユへ行こう!”と”誘われていて山奥の寂れた温泉宿かと思っていた。 酸ヶ湯は積雪日本一位の記録(5.66m)をを持っていて、冬季の天気予報では必ず”酸ヶ湯”が積雪情報の指標になっています。 豪雪地帯の酸ヶ湯(すかゆ)。八甲田山系の火山起源の温泉で、酸ヶ湯の名は強い酸性を示し、pHは2.0を示すからくる説と元の温泉名は鹿湯(しかゆ)で“すかゆ”は読みの“しかゆ”が変化したものがあります。 |
| 秘境の混浴温泉で有名ですが、ガイドブックで見ると古式湯治場のような雰囲気で掲載されていますが、実際に訪れるとスーパー銭湯の様相で開けた温泉です。 今回は通りすがりでランチを頂くのみでした。 |
『八甲田山連峰の湿地』
| 八甲田山連峰にある数多くある湿原の中で、眺望がとても良い場所です。 エゾヒツジグサ(スイレン科)が自生しているので、睡蓮沼と呼ばれています。 ここから見える八甲田連峰は右側から、高田大岳(1,552m)、小岳(1,478m)、八甲田大岳(1,584m)、硫黄岳(1,360m)、石倉岳(1,202m)です。 国道103号線から1~2分歩く程度で木製の展望デッキに出ます。デッキは広めです。 |
『十和田湖から流れ出る静かな渓流』
| 十和田湖から唯一流れ出る渓流です。十和田湖子ノ口から焼山まで全長15Kmほどある奥入瀬渓流と並行している遊歩道があります。 長い渓流には、いろんな流れがあります。岩の間の流れ、流れ込む滝、穏やかな流れ、岩を越えて流れる。散策しながら写真に収めたいところですが、今回はレンタカーで来たので休憩所に止めてPOINT毎に撮影しました。 |
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| 奥入瀬渓流の遊歩道は木々に覆われ、7月は緑豊で風になびき渓流の流れる水のせせらぎを聞いていると心静かに落ち着きます。 遊歩道の場所によっては、水のせせらぎの音色が”サラサラ”、”ザーザー”と奏でます。 |
| 石ケ戸休憩所 奥入瀬渓流に入って石ヶ戸休憩所があります。読み方を「いしげど」といい、その昔美しい鬼女が地名の由来となった大きな岩に隠れて旅人を襲ったと伝えられている奥入瀬渓流の観光スポットです。 休憩所には、駐車場、バス停、トイレ、食事と一通り施設がそろっていて、渓流水面すれすれを通る遊歩道があります。 |
| 石ケ戸休憩所から奥入瀬渓流へ降りていくと、新緑の奥入瀬渓流石ヶ戸。奥入瀬渓流は石ヶ戸休憩場を境に水の流れは緩やかになり写真の右すみに写っているような渓流釣りを楽しむ人の姿も多くなります。 奥入瀬渓流のポスターには長時間露光されている写真をよく見るので同様に撮影します。 渓流を撮影する場合、水の流れを線で撮影すると流れがよくわかるため、シャッタースピードを遅くして撮影しました。 |
| 奥入瀬渓流へ流れ落ちる滝、奥入瀬渓最大の滝の「銚子の大滝」です。昭和55年頃の写真と対比させてみました。 |
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『青森県と秋田県にまたがる湖』
| 十和田湖は湖面標高400m、最大深度327m、透明度25m、周囲44kmの二重カルデラ湖です。 過去2度程訪れたことがあります。 十和田湖は青森県と秋田県にまたがった、十和田湖の四季は、それぞれに変化に富んでいて魅力的です。 |
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| 十和田湖にはかつて食べられる魚は一匹も住んでいませんでした。十和田湖に明治36年“ひめます”の卵が放流され“ひめます”の漁獲量が日本屈指の豊かな湖に変えました。 十和田湖畔休屋の御前ヶ浜に建つ「おとめ像」。詩人にして彫刻家であった高村光太郎の傑作として知られています。 |
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| 十和田湖から秋田県大館方面への”発荷峠”に展望所があります。展望所は部屋はガラス張りで屋上は広く十和田湖が一望できます。立派な建物ですが、コロナ禍なのか無人で自由観覧でした。 展望所の屋上からの眺めは、山々に囲まれた静かな湖の雄大な風景が楽しめます。 昭和50年代にも訪れていたみたいで写真が残っていました。でも、どの交通機関を利用したか覚えていますん。 |
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『十和田湖畔の神聖なる森林の中に建立されている』
| 十和田湖にある中山半島の乙女の像の奥に十和田神社が建立されています。 乙女の像から生い茂っている森の中に細い参道があります。森林の中の細い参道には陽が差し込み、奥入瀬渓流の遊歩道にも似ており気分よく歩けます。 |
| 十和田神社の創建についての定かではありません。807年に征夷大将軍坂上田村麻呂が東征時に湖が荒れて渡れず、祠を建てて祈願しイカダを組んで渡ったという。または青龍大権現を祀ったか定かではない。 坂上田村麻呂が桓武天皇の命により蝦夷地を平定したのが801年とすると 江戸時代は十湾寺としていたが、明治の廃仏毀釈運動で十和田神社となった。 |